梅子の休日

ネタバレなしよ。

東京バンドワゴン (東京バンドワゴン1)

その傷を塞いで癒すのはぁ、やっぱりLOVEという絆創膏なんだよねぇ。

 

春 百科事典はなぜ消える

語り手は死んだおばあちゃん。朝ドラみたい。

カフェも古本屋もああさ7時オープン。

猫4匹。

愛人の子も育てる大所帯。平安時代みたいだなー。

難しいことややこしいことはLOVEじゃない。

 

夏 お嫁さんはなぜ泣くの

本は収まる時は自然にその人の手に自然に収まる。

ジュール・ヴェルヌ

しゃべろうと思えばちゃんとしゃべれる我南人(がなと)。

藍子のお相手。

 

秋 犬とネズミとブローチと

犬2匹。

廃業の温泉宿。

ブローチ。

大昔の恋愛。

 

冬 愛こそすべて

無理したら結婚式の次は葬式。

ひー、青のお母さん!

LOVEを感じるままに進んでいけば絶対後悔しない。そうかも。

冬に結婚するな。

全年齢対応鍋。

心意気。

 

我南人イズムいいねぇ。。やっぱりLOVEだよね。思いやりが大切だよね。それがあればたいていの人間関係はうまくいく。

 

昭和のホームドラマっぽいと思ったら、作者も意識してたのね。ホームドラマって絶滅したよね。残ってるのは朝ドラくらいか?

 

めずらしく、書店員さんの解説つき。当時のベストセラーとあわせて紹介してくれてるから時代がわかる。

 

あー、東京バンドワゴンに行きたいよぅ。古本屋とカフェがいっしょになってて、運がよければ猫ちゃんも見れるかも?我南人見たらびっくりしちゃうんだろうけど!