粥をすすりゃあみんな仲間だ。
読みは「まっせえんじょう」。
音近(おとちか)、大内裏の警備をしている大志(だいさかん)。
髪奈女(かみなめ)、着替えなんかない。てか、余分な衣服がそもそもない。
足るを知る者は富む。心豊かな髪奈女。
藤原則行、少志(しょうさかん)。噂好き。
貴族のクソガキどもにさらわれた髪奈女。
三晩通って餅を食べると夫婦に。
この当時の若者の妻を選ぶ条件。家つき、車つき、婆*1つき。顔は二の次。どうせ暗くてわからないから。
在原風見、貴族御曹司。
上流貴族は一度袖を通したら衣を洗わない(!)。着たおして、家来にやる。
わらわ、あたし、おれ。
200年前の応天門の変の考察。
糺ノ森!ぽんぽこー!!
女子は生きづらい時代。住まいがあるだけありがたい。
今業平の風見のひとめぼれ。
閨で袴は脱がない。そのために切り込みが入ってる。
大江匡房(まさふさ)、傲慢不遜に見えがち。頭がよすぎて周りがばかに見える。
生き地獄の羅生門。
秋実の犯罪趣味がクズすぎ。自分が不幸だから、困ってる人を見るのが楽しいんだよね。
トイレ事情。貴族は便器を部屋へ持ち込み。貧民は瓦や空き地でオープンに。
うばたま、夜の枕詞。
「ご案じなされますな。我が命に代えましても、お守りいたします。」おー。
「これで日記もぐんと面白くなるぞ。」紀家だからね。
変な宗教にはまる伴信人。
平城(へいぜい)天皇の息子阿保親王。そのまた息子の在原業平。五男だから在五。そういや、道真も三男だから菅三て呼ばれてたね。
大志<少尉(しょうじょう)<大尉(だいじょう)<佐(すけ)。
日記ほど役に立つものはない。先人を見習え。ほんとそう。
仲間意識が強いご近所さんたち。
ぶはは、どう若く見積もっても60の典侍(ないしのすけ)。
近所からのやっかみ。ばらまきしたら公平じゃないとか言われる。
200年前の事件とからめないほうがおもしろかったんじゃ。2つのストーリーが交差してるから、長い長い。
それにしても、治安維持が機能していないなー、平安時代は。