梅子の休日

ネタバレなしよ。

牧師館の殺人(マープル1)

みんなを少しは疑っておくのが懸命だと思いますよ。だって、確かなことはわかりませんものね?

 

ポワロが終わったので(悲)、初マープル!

 

アガサ娘婿からの前置き。1930年代、古きよき時代の話。

 

セント・メアリ・ミード村。昔の娯楽は村のゴシップ。人間てやっぱゴシップが好きな生きものなのよね、きっと。

 

若い嫁さんにして後悔気味なクレメント牧師。

 

日本人が頭脳明晰な理由。いやいや、生煮えではないよ(笑)。

 

思い出したくないことが誰にでもいくつかあるものだ。んだんだ。

 

牧師館だから牧師はがいるのはあたりまえ。「あら、いたの。」って言われてもねぇ。

 

人間の好ききらいは理屈じゃない。

 

生煮えと煮えすぎを交互につくる使用人メアリ。

 

怒りで身体をぷるぷる震わせている女性。肉体的現象としては興味深い。たしかに。

 

みんなから死ねばいいと思われていたプロザロー大佐、死亡。

 

いいねぇ。暖炉の前にソファがいくつも。奥に書斎があって、手前にテーブル。

 

メアリを教育しようもんなら、この家を出ていくよ。

 

青い猪亭。

 

歯を一本残らず抜いておいて、すまない、盲腸だった。それはないー!

 

直感は言葉をつづらずに、言葉を読むようなもの。

 

たまたま小耳にはさんで、と前置きからはじまるスキャンダル。

 

警官にユーモアのセンスはない。冗談でも言っちゃだめ。

 

年配女性の対処法。とにかく耳を傾けて聞いてあげる。すべて話し終えたらこっちの言うことも聞いてもらえるチャンスが。

 

魔女を火あぶりにした時代はぞっとする。犯罪者を絞首刑にしている現代もぞっとされる日が来るのだろう。とはいえ、魔女狩りは濡れ衣ばっかりじゃんねぇ。

 

罪はすべて病気なのでは。ヘイドックの考え。それ言っちゃぁ、おしまいよ。

 

平均の法則。

 

じゃがいもの目がクレメント牧師の目に直撃。もー、笑った笑った!

 

匿名の手紙はもっと卑劣で残酷。ネットの誹謗中傷とかもね。

 

ミス・マープルはいつも正しい。だから煙たがられる。

 

ミス・マープルの趣味、人間観察(笑)。

 

犯人以上にあれこれ知ってそうなミス・マープル

 

徹底した人道主義ほど一度腹を立てると原始的な怒りが爆発する。

 

まったく何も知らなかったマープルシリーズ。イギリスの意地悪ばあさんの捜査かと思いきや、かわいい独身のお茶目なおばあちゃんなのね。今回はあまり出番がなかったけど、続きも楽しみ!