梅子の休日

ネタバレなしよ。

むにゃむにゃのむにゃむにゃさん。

 

雁、読み方は「がん」。

 

岡田は夕食後の散歩が日課。22時には帰る。

 

金貸しの未造は着道楽。でも妻子には着物一枚買ってあげないタイプ。

 

田舎の女中、汁椀に親指。誰だって嫌だわ、そりゃ。

 

あきらめはお玉が最も多く経験している心的作用。

 

ぶるぶる震える壊れた丸髷。醜い女ほど似合わないのに丸髷結いたがる。ひどい言いよう(笑)。

 

くそ、畜生はいかがわしい単語。お上品ではありませんわね。

 

女のために蛇を殺すのってなんだか神話っぽい。

 

時計とか指輪とかお店を通るときは覗くけどわざわざ行かない。買えないけど欲しい、でも諦める。この哀傷的情緒を女は楽しむ。楽しんでるんだ。

 

万引きは欲しいものと買いたいものの境界線がぼやけたもの。常々思うけど、万引きって単に窃盗だよねぇ。なんで万引きってことばでちょっとぼかしてあるんだろう。

 

お妾さんってお給料もらう奉公なのね。

 

可愛い娘に会える日は父親にとって祭日。話そうと思っていたことも帰ってから思い出す。あるある。

 

石原曰く、πの小数点下8位まででいいらしい。それ以上の数は不必要。

 

どのレビューにも女の自我が芽生える作品みたいに書かれてるけど、そうじゃなくて世間知らずの女性が初恋をしたっていうだけのことかと。