梅子の休日

ネタバレなしよ。

マイマイ新子

マイマイ新子 (ちくま文庫) 作者:髙樹 のぶ子 筑摩書房 Amazon 怖いからってたしかめないままだと、ずっと大人になっても怖いままだ。 小太郎おじいちゃんとなかよしな新子。 ラジオドラマ。 レンアイ室。何かと思ったら(笑)。 なかよし。雑誌のほう。 電…

甘い蜜の部屋 下

甘い蜜の部屋(下) (ちくま文庫) 作者:森茉莉 筑摩書房 Amazon モイラという名の宝石だ。 スイス・チイズ。 天上守安(あまがみまりうす)、モイラの夫。モイラまだ16なのにね。 姿勢には厳しい林作。 鳩のエンミイ。 「もう、しない。」モイラ流の謝り方。…

花神 上

花神(上) (新潮文庫) 作者:遼太郎, 司馬 新潮社 Amazon 百姓を診て世をおわるために医術に志した。 花神(かしん)、えりんぎさんからオススメされたので読んでみました。まだ上巻だけだけど。 適塾、大阪大学の前身。校祖は緒方洪庵。福沢諭吉、橋本佐内、…

死者のあやまち

死者のあやまち (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,田村 隆一 早川書房 Amazon わたしはまちがったことがないのですよ。 オリヴァ夫人、またも登場。 ナスコームのナス屋敷。 ショートパンツの若い女性が許せないポワロ。 ポワロの紅茶はミルク…

人生は折り返し地点からがきっとたのしい

人生は折り返し地点からがきっとたのしい 作者:namytone インプレス Amazon 仕事も暮らしも粛々と。 センスのいい人だなぁ。お手本は石田ゆり子。 北欧家具のhaluta基調のおうち。すてきすてき。 福岡の家具、Antiques & Repair eel。 なくてもいいけど、好…

月光値千両(妻は、くノ一5)

月光値千両 妻は、くノ一 5 (角川文庫) 作者:風野 真知雄 KADOKAWA Amazon この月光、値千両にていただこう。 川村、友だちできて嬉しいの? 冬虫夏草 ひぃぃ。 自宅にある開かずの間。 粋な元カレ元カノの会話。 20数年一度ももてたことがない彦馬 好きなこ…

リチャード三世(シェイクスピア全集7)

シェイクスピア全集 (7) リチャード三世 (ちくま文庫) 作者:W. シェイクスピア 筑摩書房 Amazon どうせ二枚目は無理だとなれば、思い切って悪党になり、この世のあだな楽しみの一切を憎んでやる。 こじらせすぎて悪党の道を選んだグロスター公リチャード。 …

真田太平記 8

真田太平記 (八) 紀州九度山(新潮文庫) 作者:正太郎, 池波 新潮社 Amazon 武士(もののふ)の一生は束の間のことじゃ。 アラサーと思われて喜ぶお江。 真田昌幸、向井佐助に来国次の銘刀をあげる。 高野山のふもとの村、九度山へ。 信之と改め、徳川家臣とし…

イングランドのお屋敷

図説イングランドのお屋敷 ~カントリー・ハウス~ 作者:トレヴァー・ヨーク マール社 Amazon カントリー・ハウスとは、何世代にもわたって家と庭園と領地を受け継いできた領主一族の気まぐれと、その意志にしたがって家を建て替え、切り盛りしてきたスタッフ…

甘い蜜の部屋 上

甘い蜜の部屋(上) (ちくま文庫) 作者:森茉莉 筑摩書房 Amazon くふん。 藻羅、モイラ。大正元年生まれ。魔性の子。 モイラの硝子の部屋。 きらいな人のあだ名がひどい。疣山痣子(いぼやまあざこ)、蛭谷海鼠(ひるたになまこ)とか(笑)。 「泥棒もモイ…

集中できないのは、部屋のせい。

集中できないのは、部屋のせい。 東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37 作者:米田 まりな PHP研究所 Amazon 仕事や勉強に集中できないことを「環境」のせいにするのはもうやめましょう。 なんだか「メジャーリーガーにあこがれるの…

翔ぶが如く 10

新装版 翔ぶが如く (10) (文春文庫) (文春文庫 し 1-103) 作者:司馬 遼太郎 文藝春秋 Amazon 晋どん、もうこの辺でよか。 最終巻! だんだん仲が悪くなる西郷隆盛と桐野利秋。 戦争とは勢いであり、戦略などはいらない。勝ったら言えるセリフ。 小倉処平、飫…

ヒッコリー・ロードの殺人

ヒッコリー・ロードの殺人 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,高橋 豊 早川書房 Amazon そう、おそらくまちがっているでしょう! 学生寮での盗難。 コリン・マックナブ医師、ポワロのやり方は時代遅れ。 ええー、引きつけたいだけのためにー? …

サガンの言葉

サガンの言葉 (だいわ文庫) 作者:山口 路子 大和書房 Amazon 幸福なときが正しくて、不幸なときは間違ってる。 1935年、フランス生まれ。 18歳で書いた「悲しみよ こんにちは」が大ヒット。364億円の印税。すごー。 サガニスト、サガンの真似するファンたち…

風の囁き(妻は、くノ一4)

風の囁き 妻は、くノ一 4 (角川文庫) 作者:風野 真知雄 KADOKAWA Amazon 犬や猫が死んだあともそばにいてくれて、時々影を見せてくれたらどんなに嬉しいことか。 林述斎と鳥居耀蔵親子。 こどもの癖には注意が必要。 「異物や異端が大事なのだ。」静山イズム…

十二夜 シェイクスピア全集6

シェイクスピア全集 (6) 十二夜 (ちくま文庫) 作者:W. シェイクスピア 筑摩書房 Amazon あるものは高貴な身分に生まれ、ある者は高貴な身分を獲得し、またある者は高貴な身分におしあげられるのです。 オーシーノ、イリリア国の公爵。オリヴィアのことが好き…

真田太平記 7

真田太平記(七)関ヶ原(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon せっかくながら、柿は食えぬ。腹を病んでいるゆえ。 勇将島津義弘(66)を怒らせ、頼もしい宇喜田秀家に愛想をつかされた石田三成。なので毛利輝元に総大将をお願い。 あー、気になりすぎ…

骨が語る日本人の歴史

骨が語る日本人の歴史 (ちくま新書) 作者:片山一道 筑摩書房 Amazon 日本の歴史において、弥生時代は古墳時代、江戸時代、明治維新などとともに歴史の節目となった。 E・モース。アメリカ人動物学者。ダーウィンの進化論を日本に紹介。 名指しで司馬遼太郎批…

中世への旅 騎士と城

中世への旅 騎士と城 (白水Uブックス 1111) 作者:ハインリヒ プレティヒャ 白水社 Amazon ハプスブルク家皇帝マクシミリアン1世が最後の騎士と呼ばれている。 騎士には「拙者」って言ってほしくないなぁ(笑)。 刀礼の儀式。騎士見習いから、20歳で正式な…

翔ぶが如く 9

新装版 翔ぶが如く (9) (文春文庫) (文春文庫 し 1-102) 作者:司馬 遼太郎 文藝春秋 Amazon 日本から貧乏を追い出そう。 うふふ、スマホの表示でなかなかアーカイブ*1やカテゴリ表示ができずに悪戦苦闘してたけど、なんのことはない。レシポンシブデザインの…

葬儀を終えて

葬儀を終えて (クリスティー文庫) 作者:アガサ ・クリスティー,加島 祥造 早川書房 Amazon そうです。私はたしかに探偵です。 火葬場?イギリス、火葬なの?って思ってたら、あとのほうで「選べる」って話がでてきた。 言わなくてもいい真実をいつもぶちまけ…

ねこのすしやさん

ねこのすしやさん 作者:KORIRI 金の星社 Amazon らっしゃいにり! お寿司屋さんの店主、もんじゃさんはおにぎり柄の猫ちゃん。 お米はネコヒカリ。 土鍋炊きのシャリ! こたろうくん、起きて!! 気合のコロコロ。 回るタイプなんだ! ガリじゃなくて、カリ…

身も心も(妻は、くノ一3)

身も心も 妻は、くノ一 3 (角川文庫) 作者:風野 真知雄 KADOKAWA Amazon 大きく願え。こそこそ願っていたら、かなうものもかなわぬぞ。 ちょっとセリフがださい(笑)けど、たしかに仕事だものねぇ。 マツ、グッジョブ。 若づくりする人間は男でも女でも「若…

リア王 シェイクスピア全集5

シェイクスピア全集 (5) リア王 (ちくま文庫) 作者:W. シェイクスピア 筑摩書房 Amazon たんまり持っても見せるはちょっと。沢山知っても喋るは少し。 リア王、高齢のブリテン国王。 王国の領土を3つに分けたリア王。 ゴネリル、リーガン、コーデリア。リア…

真田太平記 6

真田太平記(六)家康東下(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon 天下を治むる人びとは、その日暮らしであってはならぬ。 家康暗殺ばれる。それを逆手に諸大名を攻撃する家康。 鈴木右近、すっかり結婚願望がなくなる。 自分は結婚したくないのに、家…

江戸時代の小食主義

江戸時代の小食主義――水野南北『修身録』を読み解く 作者:若井 朝彦 花伝社 Amazon まず三年、真剣に食を慎んでみよ。 食の決まりがおろそかであれば、心身も同じようにおろそかである。 美食は悪。言い切ったー! 少しの食事で感謝する=天に食を返す=徳を…

カトリーヌ・ドヌーヴの言葉

カトリーヌ・ドヌーヴの言葉 (だいわ文庫) 作者:山口 路子 大和書房 Amazon 私もリスがいいわ。リス2匹じゃだめなの? 1949年パリ生まれ。今は御年80歳!マダムというと真っ先に思い出すのはカトリーヌ・ドヌーヴ。 四姉妹の三女。 靴は1日に3回はきかえ…

翔ぶが如く 8

新装版 翔ぶが如く (8) (文春文庫) (文春文庫 し 1-101) 作者:司馬 遼太郎 文藝春秋 Amazon 俺が死んだら、これを形見にせんか。 アーネスト・サトウ、薩摩士族の反乱の詳細が明晰。日本の教科書に載せれるほど。 勝海舟、薩摩人はどこの地方よりも気性が荒…

マギンティ夫人は死んだ

マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 作者:アガサ ・クリスティー,田村 隆一 早川書房 Amazon すばらしいニュースです。誰かがわたしを殺そうとしたのです。 人間が一日に三度しか食べられなくてがっかりするポワロ。じゅうぶんだよ! …

病気の魔女と薬の魔女

病気の魔女と薬の魔女 (読み物単品) 学研プラス Amazon いいかい、病気の魔女は恐ろしい。中でもH5の魔女、あれは死神だ! 魔女のメッカ、ドイツなんだ。 見習い魔女ローズ。 しゃべる月。 いすもテーブルもみんなしゃべる。 ペストの魔女。コレラの魔女。人…