晋どん、もうこの辺でよか。
最終巻!
戦争とは勢いであり、戦略などはいらない。勝ったら言えるセリフ。
小倉処平、飫肥の西郷。
西郷札、西郷軍が使用した軍用紙幣。
「戊辰の恨みを豊後で果たす。」会津士族の多い警視隊。
いつも弾薬不足の薩軍。
木戸孝允死去(45)。
伊藤博文にとって木戸は恩人以外の何者でもない。
もともと日本語に「隊」はなかった。江戸時代まで単位は「組」。奇兵隊が出てきてから「隊」を使うように。
西郷も、悲痛である。いろいろあったところに今は西郷茶屋。
いつも連れていた犬2匹を手放す西郷。。
明治10年、崎村常雄「切腹はもう野蛮。」文明開化してるねぇ。
ただひたすら屍を埋めるためだけに故郷の山に帰る。
崖を登れない西郷。兵児帯をつないでたすきがけにし、上から引っ張り下からお尻を推したりする護衛兵たち。熊さんやねぇ。
野村忍介と駕籠屋の友情。
頭部だけが人格の象徴。古来武門の慣習。
追いはぎ。
島田一郎、大久保利通暗殺。
卑怯者じゃないから先に予告しとくね。おいおい。。
午前6時には来客。昔はアポなしの客はあたりまえだったとは言え、6時は早いなー。
紀尾井坂、紀州家、尾州家(尾張)、井伊家と大名屋敷が連なる。
大久保暗殺。下手人たち、早速名乗りを上げる。殺人犯が犯行直後に名乗りを上げるのはたしかにめずらしい。
川路利良、病没。
司馬遼太郎らしく、いきなり終わった。新書と小説と余談が入り混じってたので読みにくかったなぁ。