梅子の休日

ネタバレなしよ。

翔ぶが如く 6

笑ふべし、嘆ずべし、憎むべし。

 

武装蜂起以外に政府を転覆する方法はないと信じる宮崎八郎。ただし、それには西郷が必要。

 

草本願寺と浅草寺は別物なのね。東本願寺派西本願寺派は築地にある。

 

「ドチラデモヨイノデアリマス。」会議という制度に慣れない日本人。寝たりあくびかいたり。あ、今もか。

 

百姓に奴隷根性的思想が根づくくらい搾取してきた薩摩藩

 

高級官吏の敬称に「先生」が流行。書生が呼ぶらしい。今もやね。幕末の名残らしく、知名の志士に対して呼んでたのがそのままに。

 

明治5年から9年にかけて、熊本県じゃなくて白川県だったのね。

 

よかよかあめ。飴屋の名前。かわいいな。でもちょっと物狂いを感じさせるような売り文句を言う。

 

「話が資料ふうになるが」6巻ですが、今さら!?

 

ルソーによると、近代国家には帝国主義という病的性格が存在するらしい。

 

古来の順序、左大臣のほうが右大臣より上。

 

旧時代に戻したい島津久光。1カ月でもう仕事やめたい。

 

病気といって引きこもる久光。

 

政府、奥の手で天皇から呼び出し。参朝するけど、旧体制に戻すのをごり押しする久光。終わったらまた病気といって引きこもる。

 

鹿児島に帰りたい久光。止める天皇。今戻られたら薩摩の勢力が大きくなりすぎる。

 

有栖川宮熾仁(たるひと)親王戊辰戦争の宮さん。「宮さん宮さん御馬の前で♪」の歌の宮さん。

 

西郷と久光の仲の悪さ。久光が曲げてお願いをしたら、そっぽむいてぼそっと「ジゴロ。」地五郎、身のほど知らずの田舎者の意。久光の耳に入る。

 

大久保に関してはいかなる悪口を言ってもかまわない風潮がでてきた。

 

松下村塾吉田松陰は門下生を選んだりしなかった。近所の魚屋の子も来てた。

 

大村益次郎、百姓出身。緒方洪庵塾で蘭学学び、翻訳家・兵術家になり、戊辰戦争では最高司令官に。生涯和服だけで過ごした民族主義者だけど、軍隊だけは洋式化。

 

「中央に出よ、官に仕えよ。中央の官がいやなら県令の職などどうか。」木戸一流のしつこさで前原一誠を口説く木戸孝允

 

玉木文之進吉田松陰(文之進のおい)の妹千代(文之進のめい)の介錯で、先祖の墓の前で切腹。千代、すごい。。

 

川路利良密偵に踊らされた前原一誠

 

宇気比(うけひ)、神占い。神の意志を聞く。神風連はつねにくじ引き。自他殺すのも神の意志。

 

華盛頓、ワシントン。

 

勝海舟いわく、長州人は金をほしがり、薩摩人は女をほしがる。

 

うーん、読めば読むほど島津久光がおもしろすぎる(笑)。暴君のイメージあるけど、遼太郎いわく、彼のいいところは不屈の精神と、どんなときでも自論だけれども、ずっと筋が通ってることらしい。ポジティブシンキングな人よね。