お前さァはいつもそうじゃ。こまったことになると俺(おい)のみを残してどこかへ去る。
のび太のくせに、のようなわけのわからない理由で植民地化を非難される日本。ロシアとかイギリスとかは許される異常な帝国主義時代。
柳原前光、23歳くらい。駐清公使。早蕨の内侍(さわらびのないし)の兄。柳原白蓮の父。
官職がころころ上がっててうさんくさい日本政府と思う李鴻章。今もね。。
最後まで責任を取る男、大久保利通。
嫌になったら途中でやめる西郷隆盛。
征韓論のとき、江藤新平に「無い金を捻出するのが大蔵省の責任をもつ君の仕事ではないか」となじられた大隈重信。
大隈は字がへたなのがコンプレックス。残っている文書はほぼ代筆。
元気はいいが、軍事知識がこどものような薩摩出身の海軍少将河村純義(かわむらすみよし)。
天皇を利用する大久保に有司専制とののしる。有司は官僚の意。有司が天皇を奉って自分の権力を振りかざす。
川路利良と大隈は仲が悪い。いつか仲を取り持ちたい大久保。
司法省御雇い、ボアソナード。フランス人、49歳。白髪で小柄。人柄が飛び抜けて篤実。法律にものすごく博識。朝はコーヒー、昼は少量の食事。だいたい船室にいて読書。人が来たら本閉じて、喜んで質問に答える。大久保が信頼する人物。
柳原をディスった李鴻章をとことん無視する大久保。
リ・ゼンドル、乱世型。
紅茶が好きじゃない大久保。レモンかミルクかと聞かれて、どっちでもいいんだけど、低く「レモン」と応える。
英国公使ウォード、大久保の本心がわからなくてオロオロ。賠償金がほしいけど、そうとは言えない大久保。
薩摩のオセンシが軍隊にも生きている。先輩の言うことには文句なしに服する。
理屈っぽい肥後人。
パークスの日本嫌いよ。
旧幕時代、お上が人間の世話をするということはなかった。衣服は自弁。明治の軍隊の制服は支給されるもんね。
〇〇兵衛、〇〇右衛門、上古の官名だから、一般人は名付けちゃだめな時代になった。
自ら建てた植木学校で教えていた宮崎八郎。隙があればいつでもかかってこいと言ってたら真に受けた生徒、一木斎太郎が平手打ちしてきた。激おこな八郎、10キロ鬼ごっこ。二人とも息が切れて、うどん食べて黙々と植木に帰ったそう。何この青春漫画。
中江兆民奇行談。そんなんあるの。
来客と寝転んで話すのは真夏の土佐の習慣。のどかやね。
那波列翁、ナポレオン。翁って。。