これは政府ではない。
三条実美37歳、岩倉具視49歳、西郷隆盛47歳、副島種臣46歳、大久保利通44歳、大木喬任42歳、江藤新平40歳、あとは30代の板垣退助、大隈重信、後藤象二郎。会議のメンバー。
チャリ、薩摩弁で冗談の意。へー。
多数決が存在しない時代。
岩倉具視は美食に興味がない。
幕末の志士はナポレオンとワシントンがお好き。
次の間に控えている桐野利秋。怖い怖い。
東京から出ていきます、の西郷。いつも後始末をするのは俺、の大久保。はらはらする伊藤博文。結局、これが最後の別れに。
薩摩人、黒田清隆。勝手のわからぬ文官にさせられて不本意である、とぼやくも明治3年に北海道開拓次官になり、北海道の近代化の基礎を築く。
でも酔うと人が変わるなんてもんじゃない黒田。アルコール性痴呆症。そんな言い方あるんか。料亭の紅葉館は黒田の御前が来るぞーとだんだん酒を薄くして提供してたらしい。
酔ってる時に刀剣屋が名刀ですと売りに来てしまった。黒田は「試してみらんとわからん。」と古株を斬ったら、刃が折れて半分自分に刺さる。ひとこと「どうだ、わかったか。」
そんな黒田もしらふだと謙虚で、浮浪者にも底抜けに親切だとか。
でも、黒田、酔っぱらって自分の奥さんを惨殺。国家ぐるみで隠ぺいしようとする。「国法は大臣に及ばずとなれば、すでに暗黒国家である。」そうだそうだー!
話は戻って明治6年。西郷が政府辞めて故郷へ帰っちゃうなんて、いやだーの黒田。
しかぶっ、小便を意識せずに漏らした意。たしかに、しかぶるって言うね。
どちらかというとトボトボ歩くタイプの西郷。
木戸の西郷嫌いはもはや不治の病。
山縣有朋は伊藤をねたんでると思ってる木戸。伊藤は参議になったけど、山縣は陸軍卿。参議のほうが卿より上。
軍人が政府を握っちゃだめ。政府が軍人の上に立たないと。木戸の信条。
山縣は他人を批評したり、非難したりしない。
槇村正直、明治2年京都市内に日本最初の小学校をつくる。その他、日本最初の施設をもろもろつくる。
中央政府、新たな技術を習得させるために二十代から三十代で固める。四十代は地方職へ。今の政府って一体。。
建白書を読むときは袴をつける大久保利通。
「敷島の大和心を人間は明日ににほふ山桜花」by本居宣長 三十一文字のエッセイと思えば悪くないと批評する子規。
オランダ捨てて、ドイツ医学に走る日本。
川路利良はフランスの近代的警察制度をつくったジョゼフ・フーシェを崇拝。
五箇条の御誓文、鼻紙に書いたの!?