梅子の休日

ネタバレなしよ。

中世への旅 騎士と城

ハプスブルク家皇帝マクシミリアン1世が最後の騎士と呼ばれている。

 

騎士には「拙者」って言ってほしくないなぁ(笑)。

 

刀礼の儀式。騎士見習いから、20歳で正式な騎士。やっぱ成人は20歳でいいよ。

 

刀礼を同時に受けた者は盾仲間。一生変わらぬ友情。同期って特別よね。

 

勇敢、忠誠、自制心。こどもや婦人やお年寄りにはやさしく。騎士に求められるもっとも重要な徳。だけど、実際の騎士はそうでもなかったらしい。ガーン。

 

騎士の出現は11世紀のザーリエル朝ごろ。

 

最盛期はシュタウウェン朝12世紀から100年間ほど。

 

中世のドイツ語圏では1万の城があった。現在保存されてるものでも3000くらい。ドイツでも100名城スタンプやればいいのに。

 

え、いきなり城の案内人目線になった。なぜ。

 

猫用の小さな入口。昔からドイツにもあったのねー。ネズミ捕りしなきゃだものね。

 

じゃがいもがヨーロッパに現れるのは16世紀ごろ。

 

豚肉*1や羊肉が人気。でも一番のごちそうは孔雀。

 

ゼンメル*2プレッツェルもあった。

 

ワインには薬味や蜜を入れるのがふつう。

 

裕福な人のごはん。早朝ミサから帰ってきてパンと肉とワイン。昼は軽くパンをワインかビールに浸して食べる。夜は18時以降で一番豪華。パンをワインやビールに浸すのも、パンがかたくなったからかな。

 

裕福でないひとのごはん。朝も夜もオートミールみたいなの。あんまりわかってない。

 

テーブルクロスをかけないのは見苦しい。今も名残なんかなー。

 

14世紀の洒落男。いいねぇ。どう見てもピエロで。

 

プルプル、紫色の意。かわいい。

 

9世紀はじめにせっけんも登場。

 

ミンネ、愛の意。

 

鎧と兜で20kg。槍と盾で10kg。重装備。

 

テョスト、一騎打ちの意。言いにくい(笑)。ジョストが一般的な日本語表記みたいだけど。

 

籠城戦。水も大事だけど、戦意が薄れちゃうから、酢やワインも大量にストック。

 

うんこ。もっと他の言い方は(笑)。

 

ドイツ高校生向けに書かれた本らしく、挿絵がたっぷり入っていて見るだけでもおもしろかった。

*1:特に脂身のところ。

*2:ロールパン。