彼らは仲の悪い親戚の典型でもあった。
ランスはフランス歴代王たちの戴冠の地。
カペー、元々はあだ名。俗人修道院長の外套の意。
ノルマン人、デーン人、スウェード人がそれぞれノルウェー人、デンマーク人、スウェーデン人の祖先。
1066年、ノルマンコンクウェスト、イングランド版関ヶ原の戦い。ノルマンディー公ギヨーム2世と先王の義弟ギヨーム。義弟の勝ちでウィリアム1世に。
フランス王、フィリップ2世は尊厳王。領土拡大でフランス王らしい王。
ジョン王、多くの土地を失ったから失地王。マグナカルタ調印したのもこの人。
ハインリヒ4世、教皇グレゴリウス7世に城外裸足で3日間謝りつづけた人。カノッサの屈辱。
フリードリッヒ1世、あだ名はバルバロッサ(赤ひげ)。イタリア欲しすぎた神聖ローマ皇帝。この人から神聖という名がつく。20年王不在で大空位時代。
イタリアに力入れてたフリードリッヒ2世がなくなってドイツの政治がおろそかに。
1282、シチリアの晩祷事件。シチリアのパレルモで起きた反フランスの暴動。
エドワード2世、性格の破綻した小悪党。
ポワティエの戦いではエドワード3世の息子、エドワードが勝利。黒装束だったことから黒太子。
ブルゴーニュ公国、中世の大国。
ブルゴーニュ公ジャン、無怖公。王弟オルレアン公を暗殺。
王太子シャルル、無怖公暗殺。
ジャンの息子フィリップ3世、善良公。シャルル許すまじ。
1453年、薔薇戦争、30年間。
ブルゴーニュ公シャルル、突進公。
1479年、アラゴン連合王国とカスティーリャ王国が統合してスペイン王国誕生。
フェリペ2世、慎重王。2番目の奥さんがメアリー1世、ブラッディメアリー。
チャールズ1世の処刑を無理くり強行した独裁者クロムウェル、「神は国王が生きるのを喜ばないのだ。」
ナポレオン、ライプチヒの戦いで敗れてエルバ島へ追放。超復活してまた皇帝に。でもワーテルローの戦いで敗れてすべてを失う。
1815年、オランダ王国誕生。ウィレム6世がウィレム1世として即位。
ヴィクトリア女王の夫アルバートは後のベルギー、ザクセン・コーブルク・ゴータ家のいとこ。
ヴェルディ万歳はヴィット―リオ・エマヌエーレ2世万歳とイタリア統一万歳の意。
フランツ・ヨーゼフ1世、息子ルドルフは愛人と心中、妻のエリザベートは無政府主義者に暗殺される、甥で新しい皇太子フランツ・フェルディナントもサラエボで暗殺されて第一次世界大戦に突入。
ジョージ5世、敵国の名を改め、住んでいたお城からウィンザー王朝と名付ける。当時皇太子だった昭和天皇に薫陶を授ける。
よく一冊にまとまったなー。しかもおもしろいくらい、するする入る。