くふん。
モイラの硝子の部屋。
きらいな人のあだ名がひどい。疣山痣子(いぼやまあざこ)、蛭谷海鼠(ひるたになまこ)とか(笑)。
「泥棒もモイラがやれば上等だ。」親ばかの極み。
パパ様。
モイラの眼は捕獲網。
狆のように顔が短い親友のノエミ。
お手伝いさんたちより馬丁の常吉とのほうが気が合うモイラ。
エリザベス・アーデン。
百日咳。
やっぱり女中さんたちの身分差への妬みってあるのねぇ。そりゃあるよねぇ。
牛肉とネギ、モイラの好物。ひき肉のステーキということはハンバーグ?
アレキサンドゥル・デュポワ、フランス人ピアノ教師。
梅酒は柴田と御包(みくるみ)の夏の楽しみ。
「間違いのようなものが起きたところで、それはそれでいいのだ。」意外と器が大きいパパ。
タイトル回収。
「メッシャントゥ!」悪い子!
モイラは涙袋が大きめ。
アレキサンドゥル帰国。マドゥレエヌもつらいね。夫の浮気心の相手が、まさかね。
メタモルフォオズ。
ムウディイ、不機嫌。
修道女ロザリンダ。モイラの次の敵。御包といっしょでにせものの道徳観を押しつけてくる。
モイラは肉食獣。ほんとに。
なめてもなめてもなくならない蜜の壺。
海の恐ろしさと魔物のような魅力。
隣の別荘のロシア青年、ピータア。
モイラが愛するのはモイラ自信。
パパと仲が良く、ママが大好きなピータア。でも一人で本を読む時間が好きな帝大医学部卒。洋書を扱う本屋さんでバイト中。
ウオトカ。
強引なピータア。
失恋したときに読む本じゃないぞ、ピータア。
南瓜のバタ焼き。
馬鈴薯のバタ入りマッシュ。
指輪。
お耽美ー!森茉莉の自叙伝風な物語?自他ともに認める魔性の少女が次々と毒牙を向いていく。どう終結するのか。それにしても、母親の乳房がいったい何回出てきたことか(笑)。