いいかい、病気の魔女は恐ろしい。中でもH5の魔女、あれは死神だ!
魔女のメッカ、ドイツなんだ。
見習い魔女ローズ。
しゃべる月。
いすもテーブルもみんなしゃべる。
ペストの魔女。コレラの魔女。人間を殺すのが仕事。
ペストの魔女の家はパリのカタコンブ。
マラリアの魔女、移動手段はほうきじゃなくて蚊。
水晶で見る疫病の歴史。
スペインインフルエンザの魔女は16人姉妹。
ペストの魔女、首のこぶがぐるぐる回る。こわい。
コレラ菌やペスト菌は細菌(バクテリア)。細菌はたったひとつの細胞でできている。栄養があれば自分で増えることができる。
抗生物質は細菌の活動を邪魔する性質がある。
天然痘は天然痘ウイルス。ウイルスは細胞よりも小さい。自分で増えることができないから、生きものの細胞をハイジャックして自分のコピーを増やす。
抗生物質はウイルスには効かない。
インフルエンザウイルスは人間が1000万年かけて行う進化をたった1年でやる。
ワクチンの魔女ワッカ先生のところで修行。
パンもスープもジャムもスコーンも作れるローズ。
地下室のもうひとりの魔女。ひー!
聖女エリザベート。やさしい人やったんやね。
ローズの使い魔。コウノトリ。
ワクチン開発、ほんとに鶏のたまご使うのね。
アン先生のパンプキンケーキ。
コロナ禍初期でほぼ毎日テレビで観てた岡田晴恵先生の学習ファンタジー。小中学生向けなのかなー。ルビが振ってあって読みづらかったけど、疫病の歴史とかわかりやすく説明してあるし、物語もかわいいしでよき。
魔女好きが高じてドイツ留学とか、ハリー・ポッターに対抗して(?)この物語書いたとかサイドストーリーもおもしろかった。ああ、水晶玉がほしい。