梅子の休日

ネタバレなしよ。

鍋島直正

我々は学ばねばならんのじゃ。

 

17歳で当主となった鍋島直正は、質素勤勉を絵に描いたような殿様。

 

当時、藩主というものはどっしり構えて、下から上がってくる情報をもとに指図していたそう

 

自分の目で確かめないと気がすまない直政。現地に足を運んで、身分分け隔てなく話しかけ自ら情報収集する。

 

直政劇場というかやることなすこと改革が半端ない。先見の明がある人ってこういう人か。

 

一番有名なのは大砲造りかな。黒船が日本にやってきて、幕府が一年間オロオロしていた間に反射炉で西洋式の大砲をコツコツ造っていた佐賀藩

 

それだけじゃなく、蒸気船やら蒸気機関車の製作も計画してるんだからほんとスゴイ。

 

危機が迫ってるのが分かってて、ただ右往左往する姿はどこかの国の政府みたいで、一度佐賀藩の歴史を見て脳みそを全部入れ替えていただきたい。

 

こんな社長がいたら、どんな企業でも伸びるだろうなぁ。

 

しかし、どうしてNHKの大河は鍋島直正やらないんでしょ。ヒーロー性、エンタメ性なんて、大河の主人公としてピッタリなんだけどなぁ。