梅子の休日

ネタバレなしよ。

サンダカン八番娼館 望郷

ばってん、わしゃぁ幸せじゃぁ。

 

からゆきさんとは、もともと唐の国に行く出稼ぎさんのこと一般。それがいつの間にやら海外に売られる女郎の意に。

 

食堂で一服する若い女性たち。今はこういうのは描かれないねぇ。

 

「おばあさん、からゆきさんでしょ!」そりゃおばあさん怒るわ。

 

猫いっぱいーーーー。きゃー。

 

でも部屋が恐怖びっくりするほどのあばら家はともかく、ウゴウゴ系の虫は嫌ーーーー!!!!

 

おサキさん、毎日毎日米麦五分五分のご飯とくずじゃがいもを塩か味噌で炒めたものがおかず。

 

妹が建ててくれた家なのに。。

 

なんとしてでも昔話を聞き出したい圭子と、娘ができて嬉しくてしょうがないおサキばあさんの対比が切ない。

 

最後はもちろんバレちゃうんだけど、その時のおサキばあさんの反応が意外で。

 

本当にこんな目にあった女性たちがものすごい数いたそうだから、人権について改めて考えさせられる。

 

そして、観終わった後におサキばあさんが田中絹代と気づく。ハッ!