梅子の休日

ネタバレなしよ。

鳴門秘帖

わたしは月夜の晩に風邪をひいたよ!

 

登場人物が多すぎて感情移入ができない。

 

誰が主人公よ?強くてイケメンで女にモテる弦之丞か?

 

ゴマの蠅、女3人旅の本で読んだけど、よく出てくるのねー。

 

恋に落ちたのを月夜の風邪と例えるなんて風流だわ。

 

縄の音じゃなくて、縄の息。

 

嫌いな人には氷のように冷たく、好きな人には炎のように熱くなれる女、お綱。

 

縄探しで必死な万吉。実は持ってたって、ズコー。

 

郷土には母性のような魅力がある。

 

「わたしは江戸の女だ、話せば分かる。」って言い切ったのに往生際が悪いお綱。

 

禍はいつも幸福の仮面をかぶって待っている。

 

世阿弥の血筆ーーーー!

 

あんなに盛大に捕まったのに一晩で釈放のお綱。

 

なんというか、まず主人公が全然男らしくなく、かっこよくない。

 

全編通してすごい偶然が起きすぎ。ちょっと起きるならまだしもかなりご都合主義的な。