梅子の休日

ネタバレなしよ。

影十手活殺帖

消えたほうがよい外道が、世の中にはいるものだ。

 

血煙因縁坂

女の旅には男が付きそうのが一般的な時代。いなければ道々、付き添いを探す。

三一(さんぴん)、武士の蔑称。

お父さん、腰抜けだなー。

代表的な駆け込み寺、鎌倉の東慶寺徳川家康ゆかりの寺。駆け込み寺だからといって、駆け込んで離婚成立ではない。そこからお白洲で取り調べが始まり、夫から離縁場が届いて離婚成立。すぐ離婚じゃなくて、その女性の救済が第一で動く。

市助、寺役人。あったかい人柄と要望からついたあだ名は「焼芋」。

餅菓子屋倅、和三郎、イケメン。実は忍の末裔。

 

白波反魂丹

反魂丹(はんごんたん)、胃薬。

悪の道に引きずり込まれた薬売り。

 

冬霞妻敵討

ただの離婚劇じゃなさそうなみつと善蔵。

母子で?オエー。

いいよ、そんな前日譚の今宵一夜のことなんて。。

 

忠臣徒名草

淫乱武家の奥方。

酬山(しゅうざん)、赤穂浪士の遺品を高値で売る。

大岡忠助、南町奉行所。この時代なのねー。

 

入婿菊之丞

「後始末よろしゅうに。」っておいー!

23歳で中年増!?

結婚して6年、抱いてくれない夫。もうちょっと早めになんとかならんかったのか。

芳町、陰間茶屋が並んで有名。

心中は葬式も出してもらえないし、財産没収。厳しいなぁ。

人間みんな生きるに値するとはみじんも思ってない和三郎。かっこいー!

 

てか、これって和三郎が主役?市助、すごいあったかみのある人だけど、大変な仕事してるの和三郎。