私もない知恵をしぼり授業をしているんだ。君もたまにはない腕を出したまえ。
文豪の幽霊が住むアパート、その名も文豪荘。ここに家賃を取り立てにいくという、とんでも設定。
じと見する文豪たち。
「辞書がまちがっている。直しておけ。」負けず嫌いすぎる夏目漱石。
もて子だった樋口一葉。はじめはおとなしいが、熱中するとぐいぐいくる。
短歌のイメージとは打って変わって、下衆っぷりがすごい石川啄木。
ものすごい秀才の森鴎外、細菌学を修めたため、お風呂嫌いに。
不思議ちゃんでどじっ子な宮沢賢治。収集癖あり。鉱物とかレコードとか春画とか。
煙草一日百本吸う芥川龍之介は犬が苦手。
芥川賞は新人賞。あ、そっか。
ナルシスト三島由紀夫、30過ぎてボディビルに目覚める。
目力半端ない川端康成。特技はだんまり。
酒乱の中原中也。憧れはアルチュール・ランボー。
ああ、文豪たちの作品をもっと読みたい。