梅子の手帖

備忘録よ。

新選組血風録

あんないい娘が、私になんぞ、好いてくれるものですか。

 

油小路の決闘

癖があるからこそ男。篠原泰之進

豚肉好きな泰之進。

新選組から分離した伊東甲子太郎

一瞬だけ生き返った佐野七五三之介(しめのすけ)。

油小路の四ツ辻に捨てられた伊東。

 

芹澤鴨の暗殺

無口な八人のすみっこぐらし。

芹澤鴨、甲高い笑い声。引き笑い?

近藤勇のミスで宿無しになった芹澤。あてつけがいやらしー!

奇行が怖すぎる芹澤。文才あったんか。

力士たちの悲劇。からんだ相手がまずかった。。

寝たら起きないのが仇に。

 

長州の間者

深町新作。吉田稔麿に間者としてスカウトされる。

京女は好いても惚れぬ。冷静なんやね。

 

池田屋異聞

長州のおそろしい計画を山崎烝が発見。

池田屋

わからんのかい。

 

鴨川銭取橋

みんなからきらわれている武田観柳斎

新選組の最終目的は攘夷。

西本願寺は勤王。東本願寺は佐幕。なぜかは教えてくれない司馬遼太郎*1

意外と肝が据わってたのね。。

 

虎徹

無い、というのはあきんどの禁句。

虎徹、二十両?今も昔も目利きはむずかしい。

村正。

 

前髪の惣三郎

美貌の加納惣三郎。

不覚にもときめく土方歳三(笑)。

見方は、いろいろである。そうだけどさぁ。

わからないなりにひとつ利口になった土方。

とことん誤解される山崎(笑)。

 

胡沙笛を吹く武士

奥州人の鹿内(しかない)薫。

髪結いの小つる。

「女というのは、ほどほどな薬になるものらしい。」

だんだんずれてくる田舎者と都会っ子。

 

三条磧(かわら)乱刃

60にまちがわれた井上源三郎(43or44)。

六番隊組長の井上。予備的存在。

国枝、ついに「お宗旨さん」とよばれる(笑)。

監察、吉村貫一郎

新選組は結局は天然理心流組。

 

海仙寺党異聞

人徳がない中倉主膳。

ちょっと世話になった会計方長坂小十郎が太刀取りに。

ほんとは医者になりたかったのに。

だまされたと見せかけてー。

え?逃がしたの?

 

沖田総司の恋

いや、近藤じゃなくても掌に蝶がぱたぱたはわかりにくい(笑)。

沖田(21)、近藤(31)、土方(30)。

沖田の姉、お光(みつ)。

ふわっとした丸みのある明るすぎる声の持ち主。

沖田の三段突き。こわぁ。

剣が闇にうなって。いい表現。

実はひとみしり。

豪快な男だねぇ、土方は。

あも。京の幼児言葉でおもちの意。

その夜は、寝た。これまたさっぱりした男、近藤。

あーもう切ない!!!!

 

槍は宝蔵院流

谷三十郎。こういう奴は信用ならない。

告げ口はしない沖田。

喬太郎。近藤の養子になり、周平と改名。

今までの稽古を思い出す斎藤。

池田屋事件、オロオロする周平。

介錯へたくそすぎる谷。

 

弥兵衛奮迅

富山弥兵衛。薩摩藩士。

伊東がスカウト。

毛内、津軽藩士。富山と筆談。

自分で歯を抜く富山。ひぃぃ。

「なんだ、津軽と薩摩か。」あだ名じゃないんだから(笑)。

うーん、なんだか鳥居強右衛門を思い出す。

 

四斤山砲

自称永倉新八の師匠。

身に覚えのない寵の土方。

おべっか野郎にはろくな奴がいない。

慶応4年(明治元年)。

 

菊一文字

沖田に甘い近藤。

おろしたての下駄をはかないタイプの沖田。

かまどの猫。

陸援隊。土佐藩から給与が出てる。

菊一文字則宗

小指!!!

 

短編集ってわりと途中で気がついたよ!

 

「前髪の惣三郎」はつやっぽくてスリリングねー。美容院で読んでてドキドキでした(笑)。

 

沖田総司の恋」は切なくていいねぇ。繊細な沖田と豪快でがさつな近藤と土方の対象がよき。

 

*1:主題からそれるからってさー。今回これ多い!