ティファニーでも買えない純金製だ。
イギリスBBCが作成した前編・後編の2話から成るドキュメンタリー風ドラマ。
世紀の大発見、ツタンカーメンのミイラがいかに発掘されたか、丁寧にかつダイジェストに描かれていて、分かりやすくて面白かったー!
現代人の感覚からすると疑問点が多々浮上し、観ながらムカムカする。
なんで、エジプトの遺跡発掘なのにイギリス人が偉そうに指揮取って、エジプト人を顎でこき使ってるの?とか、エジプト考古学庁みたいなところの役所のトップがこれまたフランス人で許可を出すの出さないの言ってるの?とか、アメリカのメトロポリタン博物館が口出ししてくるの?などなど。。
どうも地元エジプトにとっては考古学が当時は発達しておらず、その価値分からず盗んだり売りさばいたりしていたから、諸外国が介入してきた、という背景があるらしい。なるほどねー。
カーター、変人というか偏屈というか。上司のお嬢さんに手を出しておいて逆切れするんだもんなー。
カーターの現代の話とツタンカーメン時代の話がうまく交差していて、いい出来だったなぁ。