生か死か、それが疑問だ。
この超有名なセリフは日本語訳は約50パターンほど存在するそうな。初演は1601年頃らしい。関ヶ原やん。
やっぱり物語として面白い。主人公に大義名分があって仇討ちするんだから。
「悪魔は自由自在に、かならず人の好む姿を借りて現れるという。」魔が差すってこういうこと。
でも全体的に翻訳が肌に合わなかった。ポローニアスが貴族なのに場末のおっさんみたいだったし、笑うところじゃないのに笑えるセリフになっちゃってるし。
新潮文庫のシェイクスピアシリーズはカバーがかっこいいから惜しいけど*1、他の翻訳者のを読むことにしようかな。
戯曲、しかもシェイクスピアなのでセリフがすべて美辞麗句。世界に溶け込んで、実生活でもうっかりポエム調になりそうです。