梅子の休日

ネタバレなしよ。

Xだらけの社説

合点ばい。

 

Xだらけの社説

「一触即発のブレットヘッド氏」のほうが「弾丸頭氏」よりいいんじゃ。。

印刷所の見習いがなぜか九州弁。

九州弁とウィンクは似ても似つかない。

九州弁のせいで内容がいっちょん入ってこん。

 

悪魔に首を賭けるな

賭けてもいい、が口ぐせのトビー。漆原教授を思い出す。

掘り起こして、犬の肉に。ヒー!

どんな小説にも教訓がなければならない。

 

アクロスティック

句頭をつなげるとことばが浮かび上がる折句。

エリザベス。

 

煙に巻く

決闘するのか、しないのか。

ヒヒについて。

 

一週間に日曜が三度

アイルランドのことわざで、絶対にないの意。

ボブとケイトの結婚。

ほんとに日曜が昨日今日明日と来た。

昔の童話みたいでおもしろかった。

 

エリザベス

エリザベス・レベッカが隠された折句。

 

メッツェンガーシュタイン

輪廻転生。

隣人同士、近すぎると仲良くなれない。

「なぁーるほどぉーそぉーかぁー!」なんだこの翻訳。

馬の呪い。

 

謎の人物

折句のソネット*1

サラ・アン・ルイス

日本語訳、苦労しただろうなぁ、これ。でも、こういうのはむりやり日本語にしないで、原文に解説つけるくらいでいいんじゃなかろうか。

 

本能と理性

猫がいかに賢いか。神だからね、猫は。

ポーの愛猫、黒猫が鍵もドアも自由自在に開けれる話。うちの子も開ける子もいれば、開けてもらう子もいる。

 

ヴァレンタインに捧ぐ

20行詩を翻訳では16行詩に。

フランシス・サージェント・オズグッド。

 

天邪鬼

ある行動がいけないこと、悪いこととわかっているからこそ、どうしてもそれをやってしまう抑えがたい力。フォースですって。

闘争性の変異型なのかもね。

 

謎かけ詩。

後にも先にも偉大な作家、シェイクスピア。イギリスにウィリアム・シェイクスピアアメリカにウォルト・ディズニー、日本に手塚治虫だとわたしは思っている。

 

息の喪失

悪口言いまくって息が切れ、こと切れた自分。埋められる自分。幽体離脱

「炎天下はやめてんか。」関西弁もポーの世界観じゃないのよ。。

息満氏。これも原文ではなんなんだろう。

 

ソネット

科学が敵。

 

長方形の箱

最期の晩餐の複製が入ってる箱。

異臭。

「私」が見た夫人は一体。

 

夢の中の夢

すべては夢。

 

構成の原理

作家や詩人はすばらしい狂気や恍惚たる直感にとりつかれて書いたと思われたい。

美こそが詩の唯一の正当な領域。

 

鋸山奇譚(のこぎりやまきたん)

オーガスタス・ベッドロウ。朝ごはんは濃いコーヒーのみ。その後モルヒネたっぷり。

オルデブ。名前のトリック。

 

海中の都

死海の町ゴモラがテーマ。

 

『ブラックウッド』誌流の作品の書き方

「あなたのせいで死ぬのよ!」チキンの骨に対して。

たしかに、短い文章(笑)。

 

マージナリア

本の余白にいろいろと書き込みたい。

イギリス人から見下されてると感じているアメリカ人。

批評家は高く舞い上がって、太陽を見なければならぬのだ。

ディケンズの「骨董屋」を大絶賛。

コロンやセミコロンよりもダッシュが好き。

 

オムレット公爵

詩人キーツは酷評のせいで死んだ。実際は結核だったみたいだけど。

幽体離脱again。

タイトルは童話っぽいのに。

 

独り

こどものころからちがってた。

行きつく先はディーモンという名の守護霊。

 

物語あり、詩あり、エッセイあり、批評あり。それにしても、通常のブラックユーモアと、ポーのブラックユーモアはまた別物だと思う。

 

前回はちょっとしか気にならなかったけど、今回は翻訳が肌に合わなさ過ぎた。ポーの世界観に九州弁も関西弁も異物でしかならないのよー。注釈も多すぎ*2て、全然内容入ってこない。また解説のページが数十ページに及んでるし。

 

翻訳者ジプシーになってしまってるけど、新潮社のほうに戻ろうかな。。

*1:14行詩。

*2:せめて章のおわりか、巻末にまとめてほしい。