梅子の休日

ネタバレなしよ。

アンの想い出の日々 下

私も天国でシェイクスピアに会ったら、聞いてみたいことが山ほどあるわ。

 

第七夜

スペインの城、いつかもてたらいいなって思う何かのこと。アンの夢の家や、スーザンにとっての炉辺荘など。

 

仲直り

えっ、だめ!?50歳で口紅。

えっ、だめ!?2、年取った女のひとはやたら紅茶を飲む。

許して忘れる、リールの信条。いいと思うんだけど。。

またひっぱたいたの。

 

パットはどこへ行く?

パットとよばれたいパトリック。

莫大な遺産を引き継いだパトリック。まだこどもだから、成人するまで後見人および副後見人が必要。後見人は弁護士ときまっているけど、副後見人はえらばなきゃいけない。3カ月ごとに親戚の家に住んで、気に入ったらその家を副後見人にし、その家は毎年2,000ドルもらえる。パトリックが選んでいいけど、選んだらその人が死ぬまで住まなきゃいけない。

モンゴメリ!って感じでおもしろかったわー。

 

幸運な無駄足

果樹園のリンカーン・バーンズ。

死ぬという決断ができそうになかったバーンズ夫人。

リンカーンの悪夢、3人と同時に結婚。うち1人はスーザン・ベイカー(笑)。

「砂のパイはできあがったの?」あの日とおなじ。

遅刻屋リンカーン

これもまたモンゴメリ風でよき。

 

割れ鍋と煤けたやかん

クリシーとよばれたいフィリス・クリスティン。

おっ、これも遺産相続問題。おもしろいよね、遺産相続もの。

アンによると、庭は自分で手入れしなければならない。庭師じゃなくてね。

すべては年の功かー。

 

第二部

さっきまでが前半か。下巻にもつれこんだけど。

 

炉辺荘の夕暮れ

ウォルターをしのぶ

 

弟に気をつけて!

エイモスとティモシー。

ティモシー、それ犯罪だよ!

アルマン・ウィンクワースが上手だわ。

じゃがいも袋と猫。

これもザ・モンゴメリな話でかわいくまとまった。

 

花嫁がやって来た

みんな思い思いの結婚式。おもろいなー、こんな風にみんなの心のうちが読めたら。

女は息子を取られるのはいやなのに、娘がいい男にもらわれたら大喜びする万国共通の謎。

人は結婚しなかったらしたかったと思うし、していなければしなければよかったと思う。byスーザン。

我利我利亡者。漢字で書くとまたすごいね。

 

続・第三夜

スーザンのおじいちゃんは養蜂家。一度もみつばちに刺されたことない。

 

あるつまらない女の一生

ギルバートがもう年寄りだと…?

オスラー理論、恐ろしいと思ったけど、なんか別の意味でもあるの?

人は年をとると、子どもじみてくるものだ。どうもそうらしい。

せつない。。

 

続・第四夜

やっとの思いでアンを手に入れたとこどもたちに語るギルバート。

 

奇跡の出会い

アンの孫まで出てくるのー。

幼馴染のスゼットとディック。

一杯の紅茶とひとかけらのパンを汝と共に!プロポーズかな。

 

アン・シリーズ、これでおわり。シリーズ後半はアンのまわりの人たちが主人公だから、「赤毛のアン」シリーズじゃなくて、アヴォンリーものとして翻訳してたらもっとよかったんじゃないかなぁ。

 

モンゴメリ作品は一貫して、「いろいろあるけれど、やっぱり人生はうつくしいものよ」って教えてくれるから好きだー。