梅子の休日

ネタバレなしよ。

ハムレット シェイクスピア全集1

生きてとどまるか、このまま消えてなくなるか、それが問題だ。

 

イギリス文学好きとしては今さらだけど、基本中の基本のシェイクスピアをはじめます*1

 

午前3時に先王の亡霊。

 

バナードー。バーナードじゃだめ?

 

「もろきもの、お前の名は女」父の仇と再婚した母親。

 

ポローニアス宰相、息子レアティースに「人とは親しめ、だが安売りはするな。財布の許す限りいいものを身につけろ。でも奇抜なのはだめ。上等なのがいいけど、派手なのはだめ。」いい教育じゃないか。

 

ポローニアス、娘オフィーリアとハムレットの交際が気に入らない。

 

亡霊は先王の代理人的な?

 

この世の関節がはずれてしまった。

 

ハムレットの狂気はオフィーリアから振られたからだと説明するポローニアス。

 

二度目のおむつ。年寄りはこどもに返る。やっぱり昔からどの国でもそうなのねー。

 

キャビアあるんだ、この時代。

 

ぐずでのろまの抜け作。うーん、訳が昭和(笑)。

 

「尼寺へ行け。」うぅ。。

 

傷のない身は平気の平左。またしても昭和。

 

ちちくり合って!?

 

ポローニアス殺されて、今度はオフィーリアが発狂。ハムレットは手の込んだ芝居なのにね。。

 

杯と剣先の毒。

 

フォーティンブラスもびっくり。

 

気になる訳はところどころあるけど、新潮文庫の翻訳よりはしっくりくるかなー。シェイクスピアは古語なのはもちろん、訳者もあとがきで説明しているように多義的な意味やイメージ、音韻の遊び、と訳者泣かせなのはわかるし、完璧な翻訳なんかないのも承知のうえだけど、それでもなるべく自分と相性がいいのを読みたい。でも、ちくま文庫シェイクスピア翻訳者が一人*2みたいなので、そこがポイント高く、これで集めようかと。

 

さらにあとがきにも書かれてあったけど、翻訳者さんてやっぱり別の翻訳を参考にするのねー。ということは、先達はほんとうにありがたい存在よね。シェイクスピアなら坪内逍遥か。

 

e-bookジャパン党としては全シリーズ電子でほしいのに、5作くらいしかないのよね。。残りは紙で買うか。

*1:なかなかいい翻訳に出会えず、もたもたしていたというのもある。

*2:クリスティ文庫のポワロシリーズも一人の翻訳者で読みたいよ。