パパちゃま。
読んでると軽井沢に行きたくなる。
資生堂パーラーにも行きたくなる。
母親芙美、欲や願望が澱のように溜まっていて、娘の結婚問題で発酵してくる。
奥さんに堂々と不倫を手伝ってもらう泰治。
「奥さんが祝福するような恋がしたい。」泰治めー。芸術家だからってなんでも許されると思うなよ。
恋をするということはスカートの中の足を知りたいということ。そしてその先も。
男の気の迷いは嵐のようなもの。女はじっと待つしかない。
酔うというのは舌が別人になって勝手に喋りだす。
ちょっと品子が聞き分けよすぎてあんまり現実味がなかったです。世界観は好きなんだけどなー。