もー、せつないよ。
最古の物語のひとつ。作者不明。
中納言の家の末娘は腹違いの姉たちや継母がいる。床がくぼんだ部屋に住まわせられているので、落窪の君と揶揄されている。
お世話係は阿漕。阿漕の旦那が右近少将道頼に仕える。
右近少将、落窪の君のうわさを聞きつける。
後妻のいいなりになる父親。いい人なんだろうけど、一方の話しか聞かないまぬけな人。
みじめな身なりを見られたのが何よりもつらい。。女心よねぇ。
泊まっていった殿方には朝の食事を出してあげるのがしきたり。でも落窪の部屋には膳すらない。なんとか集める阿漕。
母上のたった一つの形見の箱まで持っていかれた。
落窪、裁縫が上手なため、お針子としてこき使われる。
イケメンと自分のことうわさされて腹を立てた北の方、貧乏な60歳の叔父典薬助(てんやくのすけ)を落窪に送りつける。ひどー。
おもらしの描写がちょっとリアル。やめてー。
監禁から救ってあげた少将。二条邸に落窪を連れていく。
右近少将の復讐はじまる。四の君がちょっとかわいそうだけど、とにかく北の方をやっつけたい。
右近中将に昇進。
追い打ちの牛車&宿舎トラブル。なぜだか分からない北の方。
さらに最後の復讐で土地の地券で攻撃。中将と落窪参上。すかっとするねー!
参考文献に入ってなかったけど、絶対におちくぼ姫参考にしてるよね?