人間は後悔するように出来ておる。
牧文四郎とふくはおさななじみ。年頃になってなんだかよそよそしいふく。
やまかがしにかまれたふく。血を吸ってあげる文四郎。
ふくのお母さんはいろいろとだらしがない。母親同士の仲が悪い。
子のたまわく、に飽きた逸平。
犯人はこの中にいる!えー、道場に!?
「性格温厚などということは、無実の証拠にはならんさ。」そうそう。
殿の世継ぎ争いに巻き込まれた文四郎パパ。
父親の遺体を運ぶ描写が痛々しい。。
亀三郎、松之丞のお世継ぎ争い。
「はあ、上に上がっていただきたいとも言えません。」正直な文四郎。
藤井宗蔵によって元服した文四郎。名乗りは重好。
引っ越してしまっていたふく一家。
ふくの家が出世したのはふくにお手がついたから。
勝てば秘伝の剣を教えてもらえる文四郎。
刃傷沙汰を取り押さえた文四郎。おー、かっこいい!
今まで読んだ藤沢周平で一番おもしろいような予感。