梅子の休日

ネタバレなしよ。

むかし・あけぼの 小説枕草子

自分が読みたいけれど、どこにもないから仕方なく自分で書いた。

 

再読。高校生の頃に読んだときはすごく好きだったんだけどなぁ。今読むとちょっとちがうかも。

 

表紙がかわいくないよー。

 

清少納言こと海松子(みるこ)は清原元輔の娘。元輔は百人一首42番にも選出されている歌人

 

海松子目線での物語は進みます。めちゃめちゃ勝気。実際問題、気が強くないと宮仕えとかできなさそう。

 

海松子夫の橘則光がイライラするキャラで終始コイツがムカつくのよ。当時の貴族なので一夫多妻制はいいとして、煮え切らない、思いやりのない浅はか野郎なのに魅力的な男みたいに描かれている。ラストはいい話風にまとめていて、そこがなおムカつく。

 

すごくカタカナが乱用されてて謎。カタコトニキコエルヨ。

 

上下巻500ページずつの大長編。ぐだぐだと結構無駄に長文なので、スッキリまとめればもう少し短めの上下巻になったのでは。