ありゃおまえさん、沖を大風が通るところだよ。
紙問屋の小野屋新兵衛、酔ったよそのおかみさんを介抱。
息子幸助、まだ19。いや、当時はけっこうおとなじゃない?実家の家業はアルバイト程度。
夫婦間冷えたのは新兵衛のせい?
女房の浮気の相手を新兵衛に尋ねる益吉。
おたきが浮気したら撲ってでもやめさせると息巻く新兵衛。え、自分は?
暮らしに満足してる男なんていない。どこかで自分を殺して無理してる。そういうもんなのかねぇ。。
あーここで旦那にちゃんと言っとけば…!おわりのはじまり。
だからおこうはお酒飲めないって言ってんのに。
かかと踏まれたのに謝る新兵衛。
商い大ピンチ。
てか、店のお金盗んだ幸吉の責めはまだ?
藤沢周平にしてはめずらしく、侍ものではなく町人もの。上巻では主人公の身勝手さに感情移入できず。。下巻で巻き返しなるか!?