小さい宝石箱のような茶室のなかで静かな視線を投げ合ったのである。
短編集苦手なのに、短編集と気づかずに買ってしまった。でもよく見ると戦国時代小説集って書いてあるー。でもいってみよー!
信秀パパ大好きな信長。
平手政秀への後悔。
篝火
馬防柵を越えられなかった無念。
鉄砲で戦なんて信じられない許せない。
平蜘蛛の釜
松永久秀は茶器だけでなく刀剣も書画もコレクター。
信康自刃
信長娘の徳姫は8歳で9歳の家康息子の竹千代に嫁ぐ。
竹千代は後の信康。
天正十年元旦
桃か梅か。
スルメかタコか。
天目山の雲
信玄、老臣たちに気を遣いすぎて息子勝頼を褒めてあげれない。
勝頼は高坂弾正にはいつも反抗期。
信松尼記
でも信長息子奇妙丸(後の信忠)と結婚。
蘭丸、力丸、坊丸。
でもさらに上に森可長がいる。
蘭丸、光秀にメラメラ。
幽鬼
光秀、愛宕山参詣。
波多野秀治の亡霊に憑りつかれる。
時は今 雨が下しる 五月哉
佐治与九郎覚書
小督の最初の夫佐治一成、秀吉に妻も城も奪われる。
小督はその後2回結婚する。
利休の死
利休のライバルは出会ったその日から秀吉。
短編集はぶつぶつ切れるから苦手なんだけど、これは読みごたえバッチリでよかったなぁ。やっぱり、それぞれ長くは読みたいけど。