梅子の休日

ネタバレなしよ。

警視庁草紙 上・下 山田風太郎明治小説全集 1&2

かんてんみたいにふるえだした。

 

冷酒かん八、機嫌悪くなると冷酒飲みながら仕事する床屋の岡っ引き。

 

明治6年のざん切り頭の割合は3割。

 

維新後の武家の娘たちの末路が哀れ。

 

人間一生に一度死ぬ時がある。その時に死に損なうと、その後ろくなことがない。そういうもんなの?

 

油戸巡査、奥さん怖いから非番の日はかえって怖い。

 

芦原将軍、実在するんか(!)。

 

勝海舟のことを「勝どん」と呼ぶ西郷どん

 

島国で足ることを知っていた日本人が異人に足りないなら侵略して奪えばいいと余計な知識をもらう。ほんとにねぇ。。

 

銀座の始まり、元は銀貨作ってた。移転して大火事。なんとか子孫に伝えられる建築をと諸外国を参考に煉瓦町に。挫折を繰り返してやっとできたのに住み手がいない。井上馨のやりたい放題。

 

からくり儀右衛門、東芝創始者。日本のエジソン

 

 学生にふらっとなる話のオマージュも出てきた。ほんとはもっと文学作品のオマージュ隠れてるのかも。

 

本物の薩摩弁は一般人には英語より難しい。ですです。

 

ゴム引きのふんどしで屁がもれるかもれないか。気球の例え。

 

山城屋和助、公金使い込みで陸軍応接間にて割腹自殺。ヒー。