梅子の休日

ネタバレなしよ。

説得

夫婦というものは反対しても無駄なときはすぐにわかるものである。

 

冷たいエリザベス、いつも重病と言うメアリー、アンはいつもただのアンにすぎなかった。仲がよろしくない三姉妹。

 

超ナルシストなお父さん、エリオット氏。珍しいキャラ。

 

贅沢三昧の暮らしもやめずに格式も落とさずに借金を返済する方法はないか。ないよ。

 

ご主人様のご冗談には笑わなくてはいけない。基本中の基本。

 

健康と美貌を保てる人、田舎で新鮮な空気吸って規則正しい生活して好きなことだけに時間使ってお金の心配せずに暮らしていける人。そりゃそーだ。

 

儀礼的な朝の訪問は30分くらいが限度。

 

お互いに忍耐と寛容が必要ね。村人の不平不満を聞く裁判官のような気持ちのアン。

 

薬剤医師、当時は薬剤師も医師も兼任。専門医は別にいたらしいけど。

 

ウェントワース大佐、寅さんなみに女性の好みがうるさいと思いきや。

 

「最初から最後まで嫌なことがあればその場所を嫌いになるかもしれないけど、いいこともあったのならまた行きたいと思う。」聡明で公平なアン。

 

1時間音楽の時間が延長されたら、真の音楽愛好家には喜びを、偽愛好家にはあくびをもたらせる。おるんよねー、クラシック演奏会に行くと、始まって2秒で寝るじーさん。終わったら一番でっかく拍手する(笑)。

 

ハーヴィル大佐と男女の恋愛談義を頑張るアン。

 

心の弱いうらみがましい男、ウェントワース大佐。

 

普通の人がいくら経験を積んでも身につけることができないような洞察力を生まれつき備えた人がいる。まさにオースティン。

 

これでジェーン・オースティンは全部読んでしまった。。さみしい。

 

電子書籍だから買ったものの、翻訳がイマイチだったのは別翻訳者のを紙で買って読み直してみます。