梅子の休日

ネタバレなしよ。

小学館学習まんが 世界の歴史14

天下の興亡は匹夫も責あり。

 

「王朝の交代は君主や大臣に責任があるが、社会全体の乱れは庶民一人ひとりに責任がある」by 梁啓超

 

1644年以降、中国を支配していたのは清王朝

 

18世紀後半、イギリスで喫茶が流行。清と自由貿易がしたいイギリス。

 

インドから清へアヘンを、清からイギリスへ茶や銀を、イギリスからインドへ綿を輸出。

 

アヘン地獄の清、地方長官の林則徐が道光帝に意見書を提出し、アヘンを取り締まる。

 

1840年アヘン戦争勃発。いったん収束したと思ったけど、再燃。1842年に清、イギリスに敗れて南京条約締結。香港島をイギリスに譲渡など。

 

アヘン戦争に敗れて、多額の賠償金をイギリスに払うことになった清。庶民に重税を課す。さらに飢饉がやってきて、民衆の生活困窮。

 

洪秀全キリスト教に目覚める。満州人から漢人の国を取り戻そうと運動。太平天国つくる。

 

アロー戦争、イギリス船を装った中国船の海賊行為から、イギリス国旗の扱いが不当だとイギリス広州領事パークスが主張。1856年攻撃開始。イギリス・フランス連合軍で勝利。

 

咸豊帝の西太后、息子の同治帝が幼少の身で皇帝に即位。

 

清の李鴻章、イギリス軍と組んで太平天国と戦う。勝利し、李鴻章やあ曽国藩は洋務運動を実施する。

 

日清戦争に敗れた清、同治帝が死去し、そのいとこの光緒帝が即位。

 

下関条約での賠償金を外国から借りて下手こいた清。外国からもいいように扱われる。康有為、変法を説く。国の在り方を根本的に変える。

 

袁世凱、できたばかりの軍をたった三年で仕上げる。西太后側につき、康有為や譚嗣同らを追放。康有為たちの改革は3か月ほどで失敗。百日維新。

 

義和団事件。外国人のキリスト教布教に反対し、暴れている義和団。日本を含む八か国軍が鎮圧要請。清は戦争に負けて、外国軍に占領される。李鴻章を使って北京議定書を締結。

 

1904年、日露戦争勃発。

 

革命家孫文清王朝打倒に動けば外国が介入してきて植民地にされてしまう、袁世凱のように清王朝存続のためには改革やむなしという考え方もある、ジレンマ。

 

中国同盟会ををつくる孫文

 

光緒帝亡くなる。弟醇親王の息子溥儀を次の皇帝に。2歳。

 

1911年辛亥革命孫文が指導者に。溥儀が退位することで清王朝の幕が閉じる。

 

袁世凱、臨時大総統になり、孫文らの軍に勝利。孫文は日本に亡命。

 

正式な大総統になった袁世凱第一次世界大戦で日本に敗れる。不安定な情勢のなか、君主制が一番と自ら皇帝になる。でも民衆に反発され、部下からも見放され、83日間で退位。