梅子の休日

ネタバレなしよ。

キルルード子爵の不埒な求婚

目をそらすつもりでいる諸君、今こそそらしていただきたい。

 

サー・セプティマス・スピヴィ、メイフェア・スクエア7番地の設計者で幽霊。

 

レディ・ヘスター、スピヴィの孫。現メイフェア・スクエア7番地の持ち主。芸術家のたまごのような人たちを住まわせてあげてる。

 

スピヴィ、なんとしても自分の輝かしい屋敷から不釣り合いな住人たちを追い出したい。

 

フィンチ、暴漢に襲われる。

 

ラティマーのあほー!研究者肌だから鈍感なのよね。妹フィンチのボロボロっぷりに気づかない。

 

レディ・ヘスターは1階ではなく、3階に住んでいる。あっちでは大家さんは屋上階には住まないのかな。

 

キルルード子爵、国の重大なミッションかかえてる。

 

キルルード子爵の従者、ジェニングス。皮肉がいちいちおもしろい。

 

本気じゃないにしても、好きな女性から自分が殺すと思われていてショックなキルルード子爵。

 

あー、いいとこだったのに、スピヴィのばか!

 

ラティマーからの謎の手紙と失踪。

 

あ、フィンチが心の窓閉めた。

 

口が達者なフィンチ。キルルード子爵もたじたじ。この物語の見どころよね。

 

7番地のみんな、やさしいなー。フィンチの身を案じてみんなで直談判。レディ・ヘスターも。

 

えー!2人の正体よ。

 

意地悪をすれば自分にかえってくる。

 

スピヴィのキャラがいいよね。めちゃめちゃえらそうなんだけど、憎めないというか。

 

かなり久々に再読なんだけど、まったく覚えてない。ハーレクインの別ライン、ミラ文庫だからエロはもりだくさんなんだけど、まあキルルード子爵とフィンチも所かまわずイチャイチャする(笑)。

 

メイフェア・スクエア7番地シリーズ、版権獲得の関係でこれが第一弾なんだけど、日本で出版されたのはこれが一番最後みたい。しかも全部絶版なのねー。もろエロのシーンは出てくるけど、ミステリありのリージェンシー・ラブロマンスだから絶対おもしろいんだけどな。