その嘘を通じて、わたしは真実を知るのです!
ポワロに届いた脅迫文。
髪の薄さが気になるお年頃のヘイスティングス。必死でフォローするポワロ。
クリーミーな犯罪。アガサの自虐ネタ?
八百屋に聞き込みのため、レタス買うポワロ。イチゴ買うヘイスティングス。
クローム警部はイライラさせられることも多いけど、仕事熱心。
スクランブルエッグとティーに身震いするポワロ。ダメ?その組み合わせ。
「しゃれた表現ではないが、それで結構です。」言い方が気に入らないだけなのね。
「狂気の人間というものは、自分が手をくだす犯罪について、強固な理由をもっているものです。」適当なんかじゃない。
大英帝国の国民すべてが、素人探偵の軍団になった。みんなで犯人捜し。
意図的ではないにしろ、人はすべてを話すわけじゃない。取捨選択しながら話す。殺人についても、重要なことを話したと思っても大体間違ってる。おしゃべりしながら何回も何回も話し合って、見つからなかった細部が見つかる。ポワロの聞き込み101。
「言葉とは、マドモワゼル、認識がまとっている衣なのですよ。」天ぷらを想像したわ。
「あなたはヌーディスト・ビーチにでも入ればいいんです。」服なんてなんでもいいじゃないか、なヘイスティングスに対してのポワロの切り返し。
「黒の後には赤になるんです。」ゲーム台の言葉。ルーレットでは長いあいだ黒が続くかもしれないけど、いつかは赤が出るに決まっている。数学的な確率の法則。
「わたしは帽子を食べてもいい!」帽子なんだ。
「わたしの大事な天才。」こんなん急に言われたらヘイスティングス困っちゃう。
「人間というものは会話が与えてくれる機会を利用して、自らを暴露し、自己を表現せずにはいられないものなんです。」会話ってすごいツールだよねぇ。
ポワロが国籍を否定しなかった!フランス人て言われたのに。
推測は正しければ直感になる。
強調する点々はいらないんだけどなぁ。終始まとわりつくものだから、気が散ってしょうがない。