梅子の休日

ネタバレなしよ。

坂の上の雲 4

最後は運だ。

 

会戦とは、ほぼ予定されていた場所でなるべく多くの兵と火力を集中し、装丁される期日内で戦う戦争形式。

 

児玉源太郎、策略家にありがちな読書するという習慣なし。たまに講談本読むくらい。本能的に天才型戦略家の頭脳の持ち主。

 

アメリカはヨーロッパからの流れ者やその子孫で跳ねっ返りが多い冒険者タイプ。

 

日本人は徳川300年の歴史で我田を守る百姓根性がしみついている。冒険の要素が薄いが忠実で決められたことは守るタイプ。

 

シモセパウダー、下瀬火薬。日清戦争で完成されてたけど、機器類がおいついていなくて、日露戦争ではじめて全ての砲弾や魚雷に搭載。

 

秋山真之、周りのみんなが雑談してても気にせずに講談本読む。ホラでも誰かが作戦のことを話すと食いついてくる。コンパス定規に机上で再現する。

 

ついつい将棋に例える明治陸軍。

 

秋山好古はまれに漢詩や歌をつくることがあったが、おそろしくへたであった。」土方タイプなのね。。

 

日本軍の主力は奥軍、野津軍。

 

源平合戦一ノ谷の戦いは天才にしかできない技。義経役を黒木軍がすることに。

 

日本人は体格も小さいし、栄養状態もよくないのになぜ長期戦に勝つのか不思議なロシア軍。「が、それはいい」回収しない司馬遼太郎

 

日本で最強の師団は東北と九州というのが当時の常識。仙台師団と小倉師団。

 

大山巌、ロシア満州軍総司令官クロパトキンのことをメモで黒鳩金と書いていた。かわいいな。

 

高橋是清、人よりも飛び抜けてしあわせ者で運のいい生まれと信じて生きてきた。藩の留学生として渡米して、実は奴隷にされてた過去も。読みたいなー、自叙伝。

 

明石元二郎大佐、好古より少し下の六期。

 

陸の長閥、海の薩閥。

 

少尉任官から少々までほぼ海外生活だった伊地知幸介、舶来品や洋行帰りが権威的であった時代。もはや準西洋人のようなもの。

 

長岡外史、長い髭は本人曰く愛国心のあらわれ。当時世界第二位の髭の長さ。

 

国民病の脚気が蔓延。

 

大山は西郷隆盛のいとこにあたる。

 

好古、酒の入った水筒を時々茶碗に移し、肴は漬物。地図一枚で戦争ができる頭脳。

 

補給観念が体質的に欠落している日本陸軍

 

ウラジオストック、「東を制圧せよ」という意味の都市名。

 

軍隊とは自分の将が神秘的な名将であることを望み、もしそうだとわかったら宗教的な信仰さえもつ。軍隊がそういう信仰でかたまったら、統帥は成功したようなもの。

 

児玉、敬礼とかしない、ボタンが一つ二つ外れてる、靴が左右逆なこともある。