梅子の休日

ネタバレなしよ。

皇帝ナポレオン 7

私の辞書に不可能の文字はないぞ!!

 

ろくな武器も持たない弱弱しい兵士たちを、祖国を守る兵士としての誇りと勇気に目覚めさせたのがナポレオン。

 

チュイルリー宮に住み、リュクサンブール宮で仕事し、マルメゾンでくつろぐナポレオン一家。ひょえー。

 

タレイランフーシェを両脇に第一統領という最高権力の座につくナポレオン。仕事バリバリでこのときがまさに「英雄」。

 

ナポレオン法典。今もフランス憲法の礎。

 

ベルナール「軍事力でかち得た権力は、とどのつまり軍事力で守り維持していくしかない。」そこなんだよねぇ。

 

ナポレオン家の繁栄しか考えていない一族たち。

 

なかなかこどもができないジョゼフィーヌ。自分の娘オルタンスとナポレオンの弟ルイを結婚させ、できたこどもを養子にすることを提案。

 

アルプス越え、できるはず。紀元前200年のカルタゴハンニバル将軍もしたもん。

 

ナポレオン軍に協力したスイスのサン・ピエール村、ナポレオンの借用書をもとにフランス政府に200年近く(!)未払い賃金の催促。ミッテラン大統領が感謝状とメダル贈ってまるく収まる。

 

ホスピス。もともとは中世ヨーロッパのキリスト教修道院のはたらき。聖地巡礼する信者たちがこまったときに一夜の宿とあたたかい食事を提供する。現代の末期患者のケアする施設につながる。

 

アルプスの大サン・ベルナール峠のホスピスでは雪で迷った旅人を介助するために大型犬を飼育。これがセント・バーナード*1

 

まさかのアルプス越えをしてきたと聞いたオーストリア軍の老将メラス将軍、肝をつぶしてニースからトリノに反転。

 

でもナポレオンはトリノに入らずミラノへ直行。マレンゴの戦いへ。

 

パリが気になりすぎて軍隊を分散し、敗走か。

 

ナポレオンが負けて死んだとニュースが入り、先走るパリの人びと。

 

危険を察知したアランやドゥゼーが命令違反と承知しつつも戻ってきたので、逆転勝利。

 

ナポレオン暗殺未遂。ジャコバン党が疑われる。元ジャコバンフーシェもナポレオンの怒りを買う。人気だだ下がり。

 

ただじゃすまないフーシェ、真犯人の王党派を捕まえる。

 

オーストリア屈服。

 

ルイ、ナポレオンのきょうだいのなかでも一番体が弱くて変わり者。うーん。

 

オルタンスとルイのあいだに生まれたルイ・ボナパルトが後のナポレオン三世

 

バリバリはたらくナポレオン。公立・私立中学校の創設や、身分にかかわりなく国家に貢献したひとに捧げられるレジオン・ドヌール勲章を制定、キリスト教を国教にするなどなど。

 

ロシアのパーヴェル一世が暗殺される。

 

アミアン条約、イギリスと和平交渉成立。ついでに親イギリスのロシアとも和平成立。

 

ナポレオン、皇帝の座がちらつく。

 

まずは国民投票で終身第一統領に。

 

ナポレオンをおとしいれようとして失敗したフーシェ。逆に元老院議員と公爵領を与えられて政治舞台から降ろされる。

 

出世してるアランにおどろくベルナール。将軍だからね。

 

王党派のナポレオン暗殺、またも失敗。逮捕されるカトリーヌたち。

*1:サン・ベルナールの英語読み。