・・・アフタヌーンティーは、単に美味しい紅茶とお菓子を味わうグルメではなく、「英国流の茶道」ともいえる存在だからです。
生活芸術。暮らしの中に息づくアート。
イギリス人はティータイムの合間に仕事する。ジョークらしいけど、そうありたいもんだ。
7つのティータイム。
ハイティーは軽い夕食をかねたディナー。
茶は東にありき。
紀元前2737年の中国にさかのぼる。
中国の神話に出てくる炎帝神農が発見。
お茶誕生の順番。緑茶、ウーロン茶、紅茶。
紅茶の歴史は200年ほど。
チャールズ2世の妃であるキャサリン王妃はポルトガル出身。イギリス王室にお茶を広める。チャールズ2世は陽気な国王で寵姫が14人もいたので、キャサリン王妃はさみしさを埋めるためにお茶会を開いたとか。陽気だからなのか?
チャールズ2世にこどもが生まれず、弟ジョージ2世が継ぐ。そのあとに継いだのがメアリー2世。夫ウィリアム3世は共同統治者。
メアリー2世、37歳で死去。継いだのは妹のアン女王。
ベッドフォード公爵夫人、アンナ・マリア。アフタヌーンティーを考案。午後の紅茶のあの人ね。
ウォーバンアビー、アフタヌーンティー発祥の館。ブルードローイングルームという部屋でらしい。見学に行きたい!!
絶対禁酒運動。ティートータル。
日本の床の間、英国のマントルピース。
日本の不完全の美、西洋の完全の美。
和食器は奇数が多いけど、洋食器は偶数。
アン女王、ドリンキングクイーン。ブランデーだけじゃなく、紅茶もいっぱい飲んでたのね。
世界三大銘茶。インドのダージリン、中国のキーマン、セイロンのウバ。ウバが好きー。
ティーフーズの基本、セイボリー、スコーン、ペイストリー。
世界最古のマナー書、プリスパピルス。今から4000年前のエジプト。一緒に食事する人に不快感を与えずに、自己主張せずに、相手を敬い調和を重んじること。変わらないんやねぇ、こういうのって。
3段スタンドは一番下からが基本。というか、セイボリー、スコーン、ペイストリーの順。
紅茶は右手、ティーフーズは左手。
階級によってマナーがちがう階級社会のイギリス。
全編、イラストが水彩画みたいでかわいい。
今まで興味なかったけど、紅茶教室やマナー教室に行ってみたくなったー。