梅子の休日

ネタバレなしよ。

Carry On, Jeeves

Don't stand there saying "sir?"

 

Jeeves Takes Charge

ジーヴスがはじめて来た日を覚えているバーティー。さっそく二日酔いに効くジーヴス・スペシャルをつくってくれた。

バーティーのミッション、婚約者フローレンスの頼みで、ウィロビーおじさんのはずかしい回顧録原稿を盗み出すこと。

朝食のときから、駅のひったくりのような心境のバーティー

証拠隠滅で食べようものなら一年はかかりそう。

 

The Artistic Career of Corky

リメイク。

自称人物画のコーキー。

バーティーの見たところ、アメリカの大将は仕事が終わったら昏睡し、仕事がはじまるとまた大将に戻る。ワーカホリックか。

書けないならゴーストライター雇えばいいじゃない。

 

Jeeves and the Unbidden Guest

リメイク。

57個も前歯があるようなレディ・マルヴァーン。

モティのお守り。

モティにはちょっと同情するけどね。

ビッキーの話もリメイク。

ジーヴスに顔まで編集されるのはごめん。

うがいに聞こえるビッキーの笑い声。

 

The Aunt and the Sluggard

リメイク。

ロッキーは12時前には起きることはない。だいたい13時前に起きる。ロングアイランド在住。

生活を保障してくれるおじやおばがいる友人が、どんだけいるんだとふしぎなバーティ―。

おばさんの代わりにニューヨークをエンジョイしなきゃいけないロッキー。

バーティーより3サイズは上のはずなのに、バーティーの服を破壊していない謎。

 

The Rummy Affair of Old Biffy

頭が毛糸でできてるビッフィー。

天敵サー・グロソップ。

自分は助かったのに、友達はジャガーとかに食われているのを見るような感じ。

ビッフィーに冷たいジーヴス。

ジョークがすべるバーティー

ジーヴスを知っているか?」「ジーヴス知ってる。」

この話好きー。

 

Without the Option

酔っぱらって警官のヘルメット盗んで捕まったバーティーとシッピー。

「あんなにかわいいこどもだったのにねぇ。なんてこった!なんてこった!」ああ、バーティー

「猫好きなのに。。」ああ、バーティー2。

オノリアの生き写しなエロイーズ。

種の存続を維持せんがための自然の摂理。なるほど。

ソーセージも食べちゃだめなの、エロイーズ!?

 

Fixing It for Freddie

リメイク。主人公がレジーからバーティーになってる。

自他ともに認めるまぬけのバーティー。でも万にひとつ冴えることがある。

誘拐の罪でダートムアで数年収監されるがいいと呪うフレディ。

 

Clustering Round Young Bingo

ダリアおばさんの婦人誌に寄稿したバーティー

靴下もネクタイもなんならスパッツもジーヴスの趣味に従うけど、イヴニングシャツだけはゆずれない。

結婚してフランス人シェフ雇ってから、確実に10ポンド増えたビンゴ。

あまり親戚が好きじゃないバーティーも、ダリアおばさんだけは別。

どのいまいましいおばさん?いっぱいいるらしい。

ベイビーだんなさま。

 

Bertie Changes His Mind

ジーヴス目線。おお、めずらしい。

インフルエンザ後で、感動的な劇も観ておかしなテンションになったバーティー、こどもが欲しくなる。結婚は別にしたくないらしい。ジーヴス大ピンチ。

精神的に取るにたらないお方。でも無限の可能性を秘めた名前を持つ。そうなの?

バーティーに欠けているもの、頭脳じゃなくて、予期せぬできごとに対する適応能力。

バーティーが頭脳をはたらかせようとするのを見るのは苦しいジーヴス。

 

これのリメイクがほとんどで、出版の関係か、設定など文章もちょっとちがう。それはいいんだけど、この出版社の版、誤字が多すぎる!ちょっとひどくない?っていうくらい多かった。紙の本ではあまりないのに、電子だと誤字脱字が目立つのは一体なぜ?

 

邦題が秀逸やね。