巨きな山は、山へ近づくほど巨きさが見えなくなる。山のふところへ入るとなお分からなくなるものだ。
茶々16歳、初12歳、江10歳。
前田又左衛門利家45歳。秀吉のひとつ下。
徳川家康、訪ねて来た柴田勝家の家来に対して挨拶として卒爾はないが、噛んでも味のない辞令一片。
柴田勝豊、勝家の養子。勝家より秀吉のほうが実は好き。
難しいといえば、難しい。やさしいといえばやさしい。気の持ちようよね。
いい評判を聞かない三好吉房の息子、孫七郎秀次。よくやるのは三罰。叱る、叩く、斬るのどれか。
黒田吉兵衛長政15歳。
織田信雄、家康の岡崎城にのこのこ行って、ほくほくで帰ってくる。骨がなくて周りはドン引き。
脇坂甚内安治30歳。
片桐助作28歳。
平野権平、大谷平馬吉継25歳。
福島市松24歳。
加藤虎之助22歳。
加藤孫太郎嘉明21歳。
しっぱらい、後払い(しりはらい)、殿(しんがり)の武者なまり。
賤ケ岳の戦い。七本槍。
毛受勝助家照(めんじゅかつすけいえてる)、柴田勝家の身代わり。
前田家に立ち寄る秀吉。
お市、勝家に嫁いでまだ1年足らずなのに。。勝家とともに自刃。娘たちは秀吉のもとへ。
富山城の佐々成政は秀吉がお嫌い。
三七信孝自刃。信雄よりはまだ気概のあるほうだったらしい。
あと2巻!