梅子の休日

ネタバレなしよ。

愛国殺人

私はどちらの側にもつきません。私は真実の味方であるだけです。

 

なんか怖い詩からはじまるよぉ。しかもそれぞれ章のタイトルになってるよぉ。

 

規律と清潔を好むポワロ、年に2回は歯医者に行く。でも、こわい。

 

えらい人たちは時間に正確。

 

歯医者へ行ったとき、自分を英雄と思える人はいない。

 

「この仕事には莫大な金の匂いがしますよ!」ぷんぷんよ!

 

「みんな母親の罪ですわ。」こどもに悪気はないから、母親が気をつけないと。

 

とても妙な顔をした外国人について。「マダム、それは私でございました。」

 

うそつきはあまりよけいなことはしゃべらないし、ちぐはぐな話し方もしない。計画してるもんね、しゃべること。

 

現代風の家具が好きなポワロ。当時のもかわいいもんねぇ。

 

堅実なブラント氏、大金があろうがなかろうが、そのなかでやりくりするタイプ。

 

「私は離婚には関係いたしません。」私立探偵だけど、離婚関係は引き受けないポワロ。

 

リッチボーンとリッチバーン。

 

ポワロの従者ジョージ、来客が紅茶かウィスキー&ソーダを注文しない限りはコーヒーを持ってくる。

 

夫がスパイだとは知らないチャップマン夫人。なにそれ、たのしそう。

 

「私も、物わかりのいい人間になりたくありませんです。」人情があるものね。

 

ブルジョワは自他ともに認めるポワロだけど、侮蔑の意味で言われるとなるといい気がしない。

 

スマートなエナメルの靴が痛くなる時間を知ってるポワロ。タクシーを使う。

 

「怒りと愚かなののしりは自分を助けることにはならないのです。」なんのプラスにもならないもんね。

 

疑惑を持つ男、妨害をする男、それがポワロ。

 

タイトル回収。胸くそ悪い犯人。今回は最後までわからなかった。どいつもこいつもうさんくさくて(笑)。

 

最後が粋だねー!ポワロと一緒にぽかんとなった。