梅子の手帖

省エネ型のライフログ。ネタバレなしよ。

ヘンリー六世(シェイクスピア全集19)

負け犬にも吠える権利はある。

 

ヘンリー5世の葬儀。

 

フランス優勢。

 

火星の存在知ってるんだー。

 

シャルル、謎の乙女を試すためにレニエに皇太子のふりをさせる。

 

「皇太子さん。」えらい親しみやねー。

 

「さあ、来い、神の名において、女など恐れはしない。」「私だって、生きているかぎり、男から逃げはしない。」

 

もう謎の乙女の言いなりのシャルル皇太子。

 

軍人頭のウォリック伯爵。

 

紅薔薇*1か、白薔薇*2か。

 

父は謀反人ではなかったと主張するリチャード・プランタジネット。罵るサマセット公爵。

 

今の王、ヘンリー6世の祖父のヘンリー4世は、いとこのリチャード2世から王位を奪った。

 

リチャード2世の父のエドワード黒太子は、エドワード3世の長子で正当な後継者だった。

 

マーチ伯爵エドマンド・モーティマーも王座につく権利があったにも関わらず、ヘンリー4世がもぎとった。

 

ヘンリー4世の子がヘンリー5世として王位に。

 

ウィンチェスター司教、「私ほど平和を好む者があるだろうか。ー喧嘩を売られれば別だがな。」つよつよ司教。

 

ヘンリー6世(6)、「内紛は恐ろしい毒蛇であり、国家の内臓を食い破るのだ。」えらいかしこい6歳やね。

 

グロスター公爵とウィンチェスター司教のバチバチ

 

プランタジネットヨーク公爵に。

 

モンマス生まれのヘンリー*3はすべてを勝ち得、ウィンザー生まれのヘンリー*4がすべてを失うだろう。

 

リチャード1世獅子心王。ライオンと戦って口の中に手をつっこんで、心臓をもぎ取ったことから。

 

乙女ジャンヌ、「病も気に病んだら直らない。ますます重くなるだけです。」

 

ヘンリー6世、言葉さわやかに白薔薇紅薔薇をなだめる。

 

ヨーク軍に捕まったジャンヌ。

 

ヘンリー6世とマーガレット*5の結婚。

 

野心メラメラなグロスター公爵夫人、エリナー。マクベス夫人的な。

 

「唇には封をしろ、だんまりだ、言うならフムフムだけにしろ。」フムフム。

 

武具師と弟子のいさかい。

 

奇跡の茶番。色の名前知ってるのはまずかったね。

 

エドワード3世の7人の息子

 

エドワード黒太子はエドワード3世より先に亡くなった。エドワード3世の死後は、エドワード黒太子の息子が即位し、リチャード2世に。

 

ゴーントのジョンの長男ランカスター公爵ヘンリー・ボリングブルックが王位を簒奪し、ヘンリー4世に。

 

呪術使おうとしたグロスター公爵夫人エリナー追放。

 

あわれグロスター公爵、失脚し暗殺される。

 

「やつらの味わう最高の美味は胆汁より苦くあれ!」

 

マーガレット王妃とサフォーク公爵、いつの間に?

 

逃亡失敗のサフォーク公爵、捕虜として殺される。

 

自称いいとこ出のジャック・ケイド。

 

ムッシュー・トーヘンボクー。やさしい翻訳(笑)。

 

「一千人のヨークが来ようと、彼は逃げも隠れもしません。」サマセットへの信頼が厚いマーガレット王妃。

 

ヨークとランカスターの和解。ヘンリー6世、生きてる間は王と認めてね。後継者はヨーク公にするから。

 

ヨーク公の息子たち

  • マーチ伯爵エドワード のちのエドワード4世
  • ジョージ のちのクラレンス公爵
  • リチャード のちのグロスター公爵で、のちのリチャード3世
  • ラトランド伯爵エドマンド

 

けんかじゃないよ、ちょっと言い合いしてただけだよ。昔から言ってたのね。

 

せっかく和解したのに、そそのかすヨーク公の息子たち。

 

王妃軍隊。

 

さらばヨーク公

 

悪しき手段で得たものは、悪しき結果を産む。

 

リチャードを挑発するクリフォード卿。

 

幸せな羊飼いがうらやましいヘンリー6世。きっと羊飼いにもいろいろあると思うよ。

 

グロスター公爵になったリチャード。

 

クラレンス公爵になったジョージ。

 

不人気なグロスター公爵の地位。縁起が悪いとか。

 

王になったエドワード4世。「余」って言ったり、「あんた」って言ったり。

 

単刀直入すぎる!グレイ夫人、ドン引きじゃん。

 

結婚してないけど、すでにこどもが何人かいるエドワード4世。色好みの王。

 

「ふん、今より遠くにあっても、もぎ取ってやる。」決意新たなリチャード。

 

早速大ピンチのエドワード4世。

 

監獄から出所する際は、看守に食費や手数料を支払う習慣があった。

 

ヘンリー6世返り咲くも、エドワード4世も超復活。

 

ヘンリー6世にとって、リチャードは死刑執行人。

 

シェイクスピアのデビュー作、長かったー!ジャンヌ・ダルク、ジャック・ケイドの乱、薔薇戦争と第3部まであるから、もはや文庫3冊分!

 

女性陣がたくましかったね。グロスター公爵夫人エリナーとマーガレット王妃がどちらもつよつよでした。

 

ヨーク公の息子たちもやっぱりリチャードが一番鋭いし。またリチャード三世読みたくなった。

 

うーん、これ三谷幸喜脚本の大河で観たい(笑)。

 

*1:ランカスター派。

*2:ヨーク派。

*3:ヘンリー5世

*4:ヘンリー6世。

*5:レニエの娘。